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出演者 プロフィール

Ⓒ野村佐紀子

岩渕貞太

玉川大学で演劇を専攻、並行して日本舞踊と舞踏も学ぶ。2007年より2015年まで、故・室伏鴻の舞踏公演に出演、今日に及ぶ深い影響を受ける。2005年より「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。2012年、横浜ダンスコレクションEX2012にて『Hetero』(共同振付:関かおり)が若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞、フランス国立現代舞踊センター(CNDC)に滞在。自身のメソッドとして、舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等から触発された表現方法論「網状身体」開発。桜美林大学で非常勤講師を務める。DaBYレジデンスアーティスト。

ⒸTHE NOHGAKU PERFORMERS' ASSOCIATION

高林白牛口二

1935年京都市生まれ。幼少より父高林吟二のみに稽古を受ける。1971年喜多流職分となる。1982年4月より、400年の伝統がある京都の喜多流の開示公演「喜多流・涌泉能」を続け、能楽の普及や伝統維持、後継者育成に尽力。初舞台1938年「飛鳥川」子方、1998年「卒都婆小町」、2009年「鸚鵡小町」、2012年「伯母捨」、上記の老女物を3番勤める。2016年「江口」を最後に「シテ」を舞う事より引退。2017年より「イヴォンヌ・レイナーを巡るパフォーマティヴ・エクシビジョン」をはじめ、京都芸術劇場舞台芸術研究センターのプロジェクトに参加。第28回催花賞、舞踊批評サイト「ダンスタイムズ」2023年3月ベストダンサー。

筒井潤

演出家、劇作家、大阪を拠点とする公演芸術集団dracomのリーダー。2007年に京都芸術センター舞台芸術賞受賞。dracomはSound Live Tokyo 2014、NIPPON PERFORMANCE NIGHT (2017、19、デュッセルドルフ)、東京芸術祭ワールドコンペティション2019などに参加。dracom以外では『滲むライフ』 (2017、Dance Box)で演出 、ルリー・シャバラの 『ラウン・ジャガッ:極彩色に連なる声』 (KYOTO EXPERIMENT 2021)で空間演出を担当。また、山下残、維新派、akakilike、悪魔のしるし、ホー・ツーニェンの作品に参加。

Ⓒbeaborgers

中間アヤカ

ダンスアーティスト。英国ランベール・スクールでバレエとコンテンポラリーダンスを学んだ後、文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加。関西を拠点にダンサーとしてキャリアを始め、近年は自身の作品創作に積極的に取り組んでいる。これまでにドラマトゥルクと協働した自作は3つあり、中でも2019年に発表した『フリーウェイ・ダンス』はクンステン・フェスティバル・デザール(ブリュッセル)、ポンピドゥー・センター(パリ)等に招聘されるなど、国際的にも注⽬を集めている。第16回(令和4年度)神戸長田文化奨励賞受賞。セゾン文化財団2023年度セゾン・フェロー。

渡辺美帆子

1987年東京生まれ。公共劇場職員。地域の文化活動支援の部署で勤く。夕方と休日に演劇作家活動。1歳児の母。日本大学芸術学部演劇学科演出コース、京都大学経営管理大学院卒業。過去に青年団演出部所属、別府清島アパートにてアーティストインレジデンスなど。俳優・鑑賞者・コミュニティ・土地の関係など「演劇にまつわること」を考察し、遊びながら作品を創作。過去の作品に、観客と琵琶湖に向かって歩く音楽劇(2021年「二十二会と軽演劇の野外音楽劇『なめてさわぐ』」)、観客の人格を借りるフィクションパフォーマンス(2013 年「Lose something, if you want to travel.」)、ダンスの稽古をする身体を図にして販売するパフォーマンス(2016 年「EL LUGAR IMPOSIBLE ( 不可能な場所 )」)など。KAC Performing Arts Program 2018/ Contemporary Dance シティI」や「Statement:ダンサーを記録する」にドラマトゥルクとして参加。

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